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2019年1月12日 (土)

山行 富士山数えて低山縦走 松田山・高松山

 1月11日(金)、午前中何だーかんだーと慌ただしく用達をしていたのですが、お昼から時間ができたので、低山ハイキングに行ってきました。低山といえば、何年か振りに沼津アルプスに行きたいと思っていたのですが、さすがに昼出で沼津では時間が足りません。朝から富士山がよく見えていたので、富士山に近い丹沢の前衛松田山と高松山を縦走することにしました。
Dsc07283 酒匂川河川敷 1富士
Dsc07284 河津桜は2月下旬から
Dsc07288 早く咲きたがっています。
Dsc07287 西平畑公園から 2富士
 酒匂川の河川敷に車をとめて、買ってきたおにぎりと肉まんを食べたら出発します。松田の街を通り抜けて、先ずは西平畑公園に向かいます。松田山の南面にあるこの公園は、2月下旬から3月にかけて河津桜が咲く名所として多くの人で賑わいます。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-dbd6.html)また、JR松田駅又は小田急新松田駅から直接アクセスできるので便利です。つぼみが膨らんだ河津桜の中を歩いて到着した西平畑公園は、訪れる人もなくひっそりとしていました。
Dsc07291 みかん畑 3富士
Dsc07293 ブルーベリーの紅葉
 西平畑公園のミニ鉄道の軌道の奥から山の南斜面に広がる農地に出て、ここからしばらくは日溜りの中、心地よい農道歩きとなります。松田山の南面はみかん畑が広がっています。東名やR246に近いせいか観光農園も多いようです。南に足柄平野が開けているので、良好な日照と相模湾からの潮風のお陰でみかんの栽培に適しているのでしょう。
Dsc07296 最明寺史跡公園
Img_0025 チェーンソーアート Dsc07285 おや、アザミが
 農地から樹林に入ると間もなく次の中継点最明寺史跡公園です。松田山の山頂近く、小さな池を中心としたすり鉢状の地形にある公園で、春は桜や桃が咲く花の名所となります。この季節は訪れる人もなく野鳥のさえずりが聞こえるばかりです。公園は鎌倉時代に開山された最明寺があった場所で、鎌倉から室町時代に繁栄したそうですが、その後の戦乱で衰退して仏像が山から下ろされたそうです。
Dsc07300 虫沢古道(左奥が高松山)
Img_0030 歩きやすい道です。
Img_0031 思えば鏡開きですね。
 史跡公園から松田山の山頂近くをかすめて高松集落に向かいます。この区間は虫沢古道として地元の有志によって整備された歩きやすい道です。時々見える丹沢表尾根を見ながら歩いていくと高松集落の屋根が近づいてきます。山中には耕作地が点在していますが、動物捕獲の檻罠が設置されていました。イノシシなどの動物が多い地域です。実は今回の山行で干支の猪でも見られるかと思って期待したのですが、最後までお目にかかれませんでした。
Dsc07305 旧高松分校
Dsc07306 高松集落から 4富士
Img_0036 重要文化財
 高松集落は標高450mにある神奈川県では珍しい山上集落です。この集落を訪れたとき立ち寄りたいのが川村小学校高松分校です。高松分校は平成22年に閉校となりましたが、集落の中心に今は懐かしい小さな木造校舎が残されています。少し前までは校庭に遊具なども残されていて、子供たちの声が聞こえてくるような雰囲気だったのですが、安全面でしょうか今は撤去されてしまいました。ちょうど校庭にはどんどん焼きの御仮屋が組まれていました。年明け早々の風物詩ですね。
Dsc07313 塔ノ岳が見えた♪
Img_0042 三☆VS☆三 Img_0041
 南面の耕作地や酪農牛舎が点在する高松集落を抜けて高松山に向かいます。虫沢古道は車道となって、集落の最上部に位置する尺里峠(ひさりとうげ)から松田町寄方面に下って行きます。高松山へのルートは尺里峠から西に延びる尾根を詰めていきます。この尾根はなだらかで歩きやすいのですが、山頂直下だけ急登が出現します。山麓から見上げる高松山の姿どおりです。
Dsc07316 高松山山頂 5富士
Dsc07320 箱根連山(大涌谷の噴煙見えます)
Dsc07323 湘南の海岸線と天空のゴルフ場(笑)
 高松集落から1時間程で高松山(801m)の山頂に到着です。山頂の南面はカヤト野原となっていて展望が開けています。東から湘南の海岸線、大磯渋沢丘陵、足柄平野、真鶴半島、箱根連山と並んで一番西にはお約束の富士山です。足柄平野の中央を酒匂川が流れて、それを追っていくと相模湾に注ぎます。その相模湾に浮かぶ伊豆大島。松田山の山頂付近にあるゴルフ場は山城のようにも見えて、天空の城ならぬ天空のゴルフ場の様相です。時刻は15時。山麓の鉄道のまち山北からは鉄道唱歌のリズムが聞こえてきました。日が傾いてきましたが、お茶を喫してしばしくつろいだ時間を過ごしました。
Dsc07329 馬頭観世音
Img_0055 暫し足が止まった。ポールダンサーの木とでも申しておきましょう(汗)
 高松山から西側の尾根を下ってすぐに北に向かう縦走路(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-e4d1.html)と南の山北の街に下るルートに分岐します。しばらくは植林帯の中の急坂下りですが、馬頭観音が祀られたビリ堂から先は山腹を巻くなだらかな道になります。ビリ堂とは変な名称ですが、かつてこのルートが山越えの生活道として使用されていた頃、道々に祀られた馬頭観音が最後に安置された場所。即ちビリッケツという意味で名付けられたそうです。
Dsc07332 明日雨降るのかな?
Dsc07331 眼下に魔のカーブ
 ビリ堂から下部は、数年前の林道工事で大規模に樹林が伐採されて大きく様変わりました。更にその下では、ここ数年新東名の工事が行われていて、登山道が付け替えられていました。登山道周辺のドングリ林は伐採されて、火山灰の黒土が露出した工事現場が何とも痛々しく感じられました。
Dsc07335 さようなら 6富士
Dsc07338 みかんと明神
Dsc07343 山北駅
 日が暮れた山北の街に下山。ここからR246沿いに歩いて松田まで戻る予定でしたが、JR御殿場線山北駅前の温泉で汗を流して帰ることにしました。
Dsc07352 河川敷 おっと7富士
★コースタイム:5時間
松田酒匂川河川敷12:10→12:35西広畑公園→13:30最明寺史跡公園→14:05高松集落→15:10高松山
高松山15:40→16:40尺里登山口→17:10山北駅

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